高出力アースドリル機 B-140E
アースドリルの常識を覆す掘削能力B-140E
このB-140Eは、移動時のクローラの幅が2.5mと狭い一方、掘削回転トルクが13.5tmと非常に強力であることが特徴です。
最大削孔径φ2500mm、最大掘削深度H=43mまで掘削
スラストストロークの装備で鉛直・水平精度の高い掘削が出来ます。
最大14t-mの回転トルクと剛性の高いロッキングケリーバの併用により、軟岩や玉石などの硬質地盤を効率よく掘削することができます。
多種多様な地盤を掘削可能にしたツール
ドリリングバケットは地下水位以下の土砂の掘削に適しています。回転式の底蓋が開く構造になっています。
オーガーは地下水位より上の自立性の高い土砂や中硬岩の掘削に用います。
コアバレルは、軟岩や硬岩をコア状に切削して、環状に溝をつけます。センターコアはチゼルなどで破砕します。
ハンマーグラブは転石・玉石などを孔内から排出するのに用います。
チゼルは主に転石や中硬岩を砕くのに用います。通常3~7t程度の重さがあり、落下させる事により破砕します。
環境との調和・優れた安全性を追及した高出力小型マシン
■環境との調和
- 狭い林道・仮設道路を自由に走行
- 登坂能力15°の斜路も余裕で登坂
- 機体をコンパクトに輸送
- 低公害エンジンで自然を優しく保護
解体移動時のクローラ幅が2.5mのため、幅員の狭い一般道路・林道仮設道路でも自由に走行し、自然を保護します。
傾斜15°の登坂能力があるため、搬入路や山岳道路の斜路を安全に走行できます。
分解のための補助クレーンは必要がなく、リーダーの折りたたみによりトレーラ輸送が出来ます。
低公害エンジンを搭載しているので現場の静穏と清浄が保たれます。
環境保全と安全性が要求される山岳地域の鉄塔建設現場で施工しました。
■優れた安全性
- 作業工程の機械化坑内作業の無人化を実現
- 伸縮自在なクローラで機体の安定性を確保
- シリンダ起伏構造マストで斜面作業を容易に実行
作業工程の機械化と孔内作業の無人化で地山崩落からの危険を回避します。
クローラ幅は3.6mに拡幅するので施工時の安定性が確保できます。
安全装置を備えたシリンダ起伏構造マストで斜面作業を容易に行えます。
様々な工法に対応できる多機能性
アースドリル仕様
アースドリル工法により場所打ち杭を築造します。最大杭径φ2500mm、最大掘削深度43mまで施工可能です。
アースオーガー仕様
アースオーガーにより削孔し鋼管杭などの既製杭を挿入します。セメントミルクの注入も可能です。
C.F.A仕様
ヨーロッパから技術導入した工法で、地盤応力無解放の場所打ち杭を築造します。
ダウンザホールハンマ仕様
ダウンザホールハンマの装着により硬質地盤の削孔が可能です。